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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
ミニストーリー5
489/900

空元気

ほら 空は元気だよ

君も元気ならいいね


突然死にたくなったりは

誰にでも湧き上がる感情

大丈夫だと自分に言い聞かせながら

歌はやっぱり良いなぁなんて呑気で

過ぎ去る事を恐れない 死ぬ事を恐れろ


強くあらねばならない 意固地だねって後ろ指さされても

自分を救えるのは自分だけだ

他人は杖だ あくまで それ以上でも以下でもない

だから孤独って言葉があり喧騒の群衆の中でも孤独である


認めたくないね ラブソング 人生はスイーツじゃないし

まぁ苦虫を嚙み潰したような顔ばかりしてれば愛想ないわ

でも君を肯定する事は僕にも出来るかもな 昔の僕の理想


形あるものはいつか壊れる 覆水盆に返らず 失い続けて

その先に見えるのが焼け野原ではあまりに辛い


2人が愛し合って1人が生まれる 生憎算数が出来ないが

減ったり増えたりするとレアな計算機が弾き出す答えなら

もっと自分の子供達を大切に花に水やるように愛で応えろ

空は漆黒 冬独特の薄曇りに自死を選ぶのは日取り悪いね

夏祭り もう1回 もう1回 信じて 大輪の花火は咲く


青い空ならサイダーも美味しい

みんな空元気でやっとこさ生きているんだよ

君も大人になれば分かる 快楽を封じ込めて歪む僕の顔は

フェイクフェイスとしか イケメソの君は女で遊べば良い

奥深い洞窟じゃない 開かれた大地に雪は舞い恋を育むよ

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