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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
ミニストーリー5
487/900

プレスマシーン

そろそろ「期待されてる」

そう思い込んでも良い所まで来ただろ


プレッシャー凄い けれど

まるでプレス機で圧殺されたような薄っぺらい詩しか書けない

そもそもそれ想像したらメッチャ痛いしな


概念を作るのも壊すのも言葉だ 言葉で形成出来ない物は無い

そう信じてるけれど あちこちから火の手が上がって焼け野原

凄い凄いと言われたコンテンツも消費される前に鎮火しなきゃ

古くなる 完全無欠ってのはあり得ないが

消費される前に新生させて生き残る事は出来る 速度が大切だ


星は夜空に輝いている が何億年前に死んでいるかも知れぬ光

その不思議とかは専門家に任せて たまに空を見上げてみよう

影こそ唯一 光の理解者 これテストに出るよ 教科書捲ろう


学生も決して気楽な職業ではない……


みんなみんな多かれ少なかれ夢を見ている 叶ってくれればな

嬉しいんだけどさ 消えていく人達がほとんどだ


暴風雪の中 1人歩いた 何かあるかなと期待して

なんも無かったけどね 凍りつくような寒さでしもやけ自棄酒


全く 名声は上がらないのに降参の証の両腕ばかりが上がるよ

嫌になるね 心なんて無ければ楽なのに人は心で繋がりたがる


とうの昔に壊れたピアノが突然息吹き返してメロディを奏でる

時々そういう絵空事みたいなまるで堅実ならぬ顕現があるんだ

冬の後 あっという間に夏が来て僕らは暴力に屈するだろうか

神の引力に負けるわけにはいかない 時間を圧殺し支配しよう

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