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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
ミニストーリー4
421/900

貴方達が死ねば永遠になるありがとうを

ありがとう さようなら

永遠に飛び立て 


ああ 後悔ばかりだけど

やり直す事は出来るのかな?


コンビニは刑法175条の猥褻物陳列罪で


優しさも嬉しさも悲しさも悔しさも

すべてさもしさに通ずる


暗い部屋で書いている 一応生きている


私が言いたいありがとうは量産タイプで

きっと全く届かないのだろうけれど

頑張っていないからなとボヤくしかない


ありがとうはただだけど特別なそれはまだ胸の内

いつか響くだろうから あんま気にしない

病室の花瓶の微かなヒビみたく不吉じゃ無ければ


拒絶は権利である なら命を捨てるのか 君は?

誰も助けてくれない 冷たい時代に 貴方へ言う

そのありがとうを 嘘つきと呼ばれちゃたまらん


幸 不幸 不可抗力


知らない言葉は書けないと嘆くなら読書をしろよ

私はしない 本があまり好きでない 国語力爆走

OK?


生まれてきちまった運命を嘆くより生き抜こうぜ

悪い事ばかり起こるわけじゃない 涙は涸れるし


いつかのお別れに先行して言いまくるありがとう

きっと無駄では無いよね 私の最期はどんなの?

怖かったり強ばってもハッタリかまして行こうぜ

とどのつまり最強のありがとうは美しい心からだ

自分を磨け 冥府はスマートフォン持ち込み不可


ただ 頑張るだけ

ねえ お父さん お母さん いつもありがとうと

言ってるんだが 実は貴方達の事全然知らないや

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