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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
不惑
38/900

いつか宇宙になる日まで

ロジックとマジックの韜晦

崩壊した 男のプライドが

死力尽くして 気力の限界 

無限回廊の中でかくれんぼ

見当たらない出口に倒れる


もう止めちまえば楽だろう

それでもすがるのは 未練

若かりし頃 戻せない時間

それに黒い世界の終り感じ

死体に薬缶で沸かした熱湯


己を全力で殴った 生きろ

そして死ねよ いつだろう

分からないけれど最果てへ

光を求め手を伸ばしている

あの空へ届けと祈りながら


千切れそうな意識を保って

幸せじゃなくても構わない

終わりは始まりの序章だよ

そんな嘘吐いて1人で笑う

たったこれっぽっちなんだ


表情を見られたくないから

隠して来たけれど醜い物さ

心を表わす顔を変えながら

老化していく 廊下で倒れ

保健室で憧れにしな垂れた


青春にも戻れはしないけど

清らかな秋の風が吹き抜け

今を生きる事の大切さ思う

ただそれだけで人生は完成

歓声の中で両拳突き上げた


きっと誰もが希望求め歩む

ただ繰り返し涙は枯れ果て 

それでも願いだけは一等星

ピカピカ輝いているんだよ

そして宇宙になる日が来る


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