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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
混迷
359/900

本音

高い所から土下座するように下を向いて

低い所から祈りを捧げるように上を向いて

自信を無くした詩人はTwitterでこびへつらう


嫌な夢を見た バールのような物で何度も殴られて血塗れ

でも現実だって戦場と変わらねえ 創作とか楽しめないし

なろうだのSNSだのほとほと疲れ果てた 同じ事繰り返し

どこにたどり着くって言うんだ


ほらまた逃げ出そうとしてる 笑われて

あーあいつか終わるんだよな 朝目覚めカーテンを開ける

晴れている 気持ち悪く 悲しいのは私が寂しい人だから

寂しいです 本音が胃がんによる吐血のように噴き出した


焦れば失敗する 逼迫した社会情勢の中でちっぽけで無力

そんな私がウロウロ人生を徘徊して他人に何の助けになると?

優しい人にはなれない ブルーハーツじゃないし記憶は封印した

穢れた両手は常に震えてる 洗おうか 争う中 血が流れて不安


福音書を読み終え本棚にしまった 何を得られたかは分からない

ただそこにはおわりと葛藤する為のナイフの必然性があったのだ

そんなに若くないのでもういいです 1人呟いた 救いは無いか


ならばせめてもの抵抗してやろう 何も持たず私が勝つ為の方法

編み出して 吐き出すのだ 嘘は要らない 喉痛い程本音を叫べ


夢は黒く塗り潰されたけど

そこからが始まりなんだよ 少年よ神話になれ

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