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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
混迷
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氷雨

人間の本質とは喪失だ

寝てる間もずっと考えていて

起きても同じ答えに行きついたからそうなんだろう

君の声があまりに可愛すぎて

淫らな夢と交錯したので気が確かじゃないのかもな


眠り薬は劇薬 全部すっ飛んじまう 春は眠い

夏はそんな好きじゃない 家に篭ってれば干上がる


そして今日は悲しみの氷雨が降っている 初夏は先

北の大地で日々発信 自分を取り戻す為に衣食忘れ

少し億劫になりかけた頃に多分女神は降臨なされる


悲しみは絶望への最も近い道程だ 心を蝕んでいく

やけにセンチメンタルな気分で今日は何曜日かな?


喪失と忘却の繰り返しの日々に嘘は絶対必要なのだ

壊れる前に 今 確かに生きているが泣いている?

愛しいな 全てが 言葉には出来ない 僕だけの物


言い聞かせる 時間はまだ少し残されているからと

焦ってもどうにもならない ジリジリ鳴る目覚まし

あの日の青い空 戻りたい 戻りたくないと彷徨う

一緒にいたいと願う恋人達を雷鳴が引き裂くならば

愛さえも悲しみか 答えは君と氷雨だけが知ってる

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