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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
混迷
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ファザコン

父の背中を見つめて生きていた

いつの日か剣を突き刺すんだと

だがそれは特に理由は無かった

大人になった今それが分かった


追い詰められた とか 死にたいとか

全部誰のせいでもない 辛くても生きていける

それはただ私が何も失う事のない戦士だからだ


止まれないんだ 今更 この一生に意味がある


人は死ぬとか当たり前の事を言う前に生き残る悲しみを知れ


楽しい事はいくつも無いさ 1人涙する日々も笑える過去だ

むりやり感漂い出した 人生って奴にさ 負けるわけにはいかない

そういうのは現代っ子みたく マンガとかアニメとかゲームとかで知った

それで良いと思う

大人になったら自分で自分を許さなきゃ誰も認証出来ない 少し休みたい

墓石を洗うのだ 心が洗われるから それくらいしか出来やしないが満足


そしてまた生と死について哲学する堂々巡りは続く

死にたきゃ死ねばいいなんてそんな事我が身振り返り言えるはずもないわ

優しさでもなんでもなく 人の命は尊い 儚い だから頑張れるんだろう

神様なんて死んだ とうの昔に 人類を生み出した罰だ 祈りなど要らん


1人でいちゃいけないよ 嘘ばかりの歌でも薬

お酒もほどほどに 退屈だから呑みたい 辛いから忘れたい それがお酒

親父もよく呑んでたよ 私も好きでねぇ 止めたけど 頭が悪くなるから

涙の安売りは葬式までとっておきたいけど ダメだねぇ もっと若ぶるよ 

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