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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
終わりは始まり
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夜が短くて

夜を待っている 苦しい

段々短くなる 夜に夢見ている いつも

分かるんだ 春夏秋冬 生きている感触はそれだけ


セロトニン レセプター多過ぎて鬱

サッカーとファストフード店だけの青春


君は美し過ぎた だから愛なんて言葉が生まれちまった

それでもとっかえひっかえ生きて来たんだよ 頑張ったさ

こっそり泣いた夜なんて無いよ 鼻が詰まるから訃報も知らない


輝けるチャンスがあった?

今も昔も輝かしい? そうかも知れないね まだ死んでないだけマシ

生きていたいと願う 春人達は 夏を恐れて宵闇に隠れている涙の欠片だ


僕は違う 何が違うのか分からないから 君達はただ真っ直ぐ行けばいい

僕は彷徨っているのかな 魂の行く末は 滑稽な物だよ 笑えないほどに


ヴィーナスよ 僕に与えて下さい 美しき雫を ペットボトル満ちるまで


スポーツドリンクと泥だらけのユニフォーム 試合の後の熱狂は心地良い

それだけでもなく 勉強もしたし してないのは恋愛くらいじゃないかな


そして僕は嫌でも現実を見なきゃいけない 夜を待っている 苦しい

夏にはきっと良い事があるんじゃないかな? 涼風よ 僕の身体冷やして

何も知りません だから君を抱きたい 春の穢れ死にゆく後の青い夏には

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