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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
不惑
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忘れていた

忘れていた

自分が死ぬと言う事

いつかはどころか5日後

死ぬかも知れん


何が何だか分からねえ

意味を求めるななど無理な話

離してよ 俺は自由でいたい

話してよ 俺は退屈が嫌いだ


誰もが幸せになれる

そんな世界は存在しない

だったらどうする?自分で作る

迷っているんだ この命の行方

自分で消し去るか

魔道に堕ちてでも生き延びるか

人は俺を笑うんだ 

何を焦っているの?って


こっちにすりゃ幸せな家庭とかは

我が子だ ペットだと命を利用し

犠牲省みず 己の守り固める

そんなみみずみたいな生き方出来ず 

譲歩も出来ないよ 俺は 許さない

工場の煙突から吐き出される煙見て

己の灰になる時思えば笑えてくるぜ

後戻り出来ないんだ 死ぬしかない

どう死ぬか それだけが問題なんだ


風が俺以外は無人の荒野に吹き荒ぶ

オアシスも無く砂塵に視界を奪われ

思うのは責任だけ 祈りに折り合い

誰の声も届かない たった1人だった

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