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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
終わりは始まり
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大切な物を守れないと悟った僕は守る物を創るのを止めた

弱音ばかり言うようになった

どう考えても勝ち目が無さそうだから


陳腐な悩みだよね 貧富の差に負けただけ

不満を空間に撒き散らして早くオサラバしたいわなんて

カッコつけている? 実は一見幸せに見える人も同じ事で悩んでる

その矛盾と言うより不条理でしょうかね かなり自分中心で回してる感じだけど


命を創るならば全力で守り幸せへと導く覚悟と責任を持て

なんちゃってが嘘ばかり吐くが 僕も嘘を吐こう 今凄く幸せだと


そうならば僕は実は生まれた時からずっと幸せだったんだ 

だから父さんと母さんに感謝もしている 

スタイルだけは説いてくれたしたまにスマイル見せてくれて


人体が氷結に耐えられるかは冬の厳しさに遊びを組み込めるかどうかなんだよな

2月キャバクラでしこたま呑んで螺旋階段の鉄柵に身体預けて寝入った日

思い出せばやりたい放題やった物だと 自分で自分を笑っちゃうね


可愛らしい奥さんと結ばれ子供も授かって普通に働いて暖かい食卓があれば最良

人生楽しまなければ損だ それは分かってる

生きているから感じる事 だけど不幸もそうなんだ

いつか命は消えなくてはならない まぁ僕もそのうち死ぬんだけどさ


大切な物を守れないと悟った僕は守る物を創るのを止めた 

恋や愛はつまんないしな


ロッカーに嬰児の死体 わんさか ロックだろ?

人間なんてマジ言えばみんな薄情だよ ありがとうね


守る物が無いから 高速道路時速300キロで走っても問題無し 

ありがちな詩は要らない 僕は僕の人生全てを賭ける 

皆 大事な物があってそれに賭ける それで良い 十人十色 

あの日のカレイドスコープの美しさや 焼けた胡桃の味を忘れない

それだけで良い 思い出は盗まれる事も消える事も無いから

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