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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
終わりは始まり
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終わりは始まり

詩のペテン師の私もそろそろ死が近いか

凄く怖いな 見えない未来が 

来るか来ないかは一か八か 算数が出来ないので何%かは知りません


こいつら良い詞を書けるなというバンドはヒットチャートを翔けない

まぁどうでも良いかで全部済ましちまうのは大人になったからなのか

仕事は嫌いじゃなかったけど給料次第だろ 死にたくなる程貰えなかった


時代は変わったのだよと汚い顔したオッサンがジャニを詰るけどジャニもオッサンという正に消費されてるコンテンツ女は好きそうだよな


よく貴方は何が言いたいのかさっぱり分かりませんっていうクレームが来るけれどホイップしたクリームだよ それ以外は今は言葉を持たない 消えいく蝋燭の灯火 暗闇を照らされると 心まで見透かされているかのようで怖い


今日は比較的オリジナルなスムースクリミナル ここでパクったー!

遊び心ですから嘲け笑って下さい


これから私はどれくらい嘘を吐いて生きていくのだろう? 欲しい物はお金です

後 愛も欲しい 欲しい 全部欲しいのが本音だけどその時は私の終わりの刻


お腹が空くから食べるんだ あの日燃え滾っていた詩への情熱は今は若干満ちてコップから零れだした所に妙味があるんだとは知っていたが両手を滑り落ちてく だから面白くないんだな


あああ! 若い頃貪ったサブカルの記憶が消せねえ

あの頃 勝ち負けなんて気にした事無かったはずだぜ?


始まりは終わりのスタートラインであり完走すれば感動が待っている

いつも誰かの誕生日 罪に思う事は無いけどここら辺無規範地域だぜ 気をつけな

大人になりましょう いや駄目だ 老人になりましょう タイムスリップして

終わりの世界は絶対美しく始まりの破水から蓮の花が咲く 


想像力の限界に見えたのは

もう誰も救う力を持ち合わせていない私の終わり


命は芽吹く 春が近い 

あの並木道を君と2人でゆっくり歩きながら桜を観た事忘れない

恋でも夏でも好きなように唄えば良いさ 誰かには蜘蛛の糸は降りて来るだろう

全員が救われない その残酷な命題は 新世界の宿題 タイムマシンは無いから一歩ずつ


行けよ 行けば分かるさ

終わりは始まりの序章だから


叶えられない望みを奏でよう 


涙は今はぐっと堪えて 

世界が敵の手に堕ちる事無きよう 

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