最期の詩
結局のところ何人いようとも人は1人だ
群れるのが嫌いで過去を消し去る為 顔を変えた
鏡を見るのが辛い 死なないでくれと言っても人は死ぬ
その事の理由を考えると精神科入院病棟に一生住みたくもなる
時に短く 時に長く 人は生きる 本題は人は何故死ぬのだろうという事
もうどうでもいいやと思った日も 愚劣な命を自ら終わらせる事は出来ず
ただ喚き散らして 泣くしか無い日々に 希望の2文字はせめて笑う事と知る
今までの道筋を懐古して後悔してももう遅いのだ 嘘も方便 真実は時に痛い
ほら また 気が狂ってる ありがちな症状だ ヘラってヘラって薬を求める
意味が分からぬ言葉のサラダのギリギリをニッチ的に駆け抜けて上位ランカーだ
それも終わる 最期の詩は死の間際でも良かろう 頭が痛いんだ
考えすぎるな そして目覚めの1杯のコーヒーはこれ以上無いほど濃く熱くしろ
貧乏人は雄弁じゃない方が安全だ 米だけで我慢するか ああ 後進国の行進曲
終わったと思った時に本当に命は輝くんじゃないかな
人に優しく出来ない自分に価値はあるか 日々混乱 ねえ親鸞悟りを説いてくれ
笑ってりゃ良いさ 僕もなるべく笑う クソみたいな世界に福音書などは無いが
たまに荒ぶって 自嘲気味に 賛歌を歌う 喰らえ いつか発動する最期の詩を




