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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
新世界
298/900

まだまだ自分を許せない

昔は自分で自分が好きだった

自分の世界観が好きだった 自分の価値観が好きだった

それはLIKEではなく間違いなくLOVEだった


香水の歌詞じゃないが 今の自分は一体なんだ

怠惰で愚鈍で無知蒙昧でただのゴミじゃねえか?

力はどこに消え去った? いつかはこの世から消え去るのに


時間が無い 焦る みんな言ってる 

そして若者がかわいそうだ それに投影するから自分を許せないのか


大っ嫌いって叫んだ 頭は別におかしくない 常に死にたいから

おかしいのは顔だけにしろって感じ


昔は良かった と遺書に更に印象操作するか 今が最高って言えない

分かんない ついていけない 高校の授業も呪われていた気すらする


見た目 実年齢より若いね ってさ それ 誉め言葉なん?

マジならなんで私 独身なの? 金が無いから? ああすいませんね


ああ 全てやり直したい 君が好きだと叫ぶのは恥ずかしいから 心で思う

有象無象の世界でエレファントが牙を剥き出しにして人を喰らう悪夢を見る

全部くだらないな って 呟いて 独り寝の夜に惑う 涙は流さない 陳腐

言い尽くされたロゴス リュックサックに詰め込んで 海外へ高飛びしよう

ああ それこそ 私の新世界 君の事 実は嫌いだった モーゼの馬鹿野郎

少し休ませてくれと 懇願したら 馬鹿を見るような顔をされて助けてくれ


ここには居たく無い 気持ちばかり 先行する いっそ閃光や線香で解放 逃走

死ねば弔いしてくれるけれどその前に侍として生きたいと願ったのにすげなくて

吹雪の中 死にたい気持ちになるけど 眠りという安らぎよあれ 荒れ果てた道

1人行くしかないなら無茶はしないでとか頑張らなくても良いよとか言わないで

突っ走っていく 自分で自分を許す事が出来るまで だけど私は悪くない はず


まだまだ自分を許せない きっと死ぬまで許せない 

だから人生とは何か考えるのは無駄な事では無いはずだ いや絶対無駄じゃない

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