炎々幸福論
大きな幸せは失った時のダメージが大きい 思わず死にたくなるくらい
それを大胆に手に入れる人は私を臆病者と言うかも 実際そうだからな
だけど私はただ今ここにいて自分の家族が安寧なら幸せだと言い切れる
ご褒美はエクレアなんて高級品じゃなくて良い たった1つのプリンで
そんな風に少しづつレベルは下がっていく 苦しさや終わりに備える為
小さな幸せは失った時のダメージが少ない いやそんな事は無いんだよ
むしろ見つけ辛いぶん貴重だし誰かに奪われてしまう心配も必要無いし
幸福論とは誰しもが追及している なのにわざと負けたい気持ちがある
君達は私を絶対嘲け笑うだろう だが気にしないように自分の道を行く
何が幸せかを決定するのはその人次第 オリジナリティとはそういう事
放火で燃やし尽くされた建物の跡地にいくら花手向けたとて修繕出来ぬ
殺し殺される それが現実だと知った人が絶望しちゃう 変えなきゃな
知ればいい 己の痴れ者具合を それから始まる 明るいだけじゃ無理
気絶するほどの快感を知ったら病みつきになるがタバコくらい吸わせろ
分かってる 喚起するから なんちゃらウイルスとか 予言では無いよ
そしてまた1歩目を踏み出す 答えを見つける為に多面的に心を見るよ
炎々幸福論 灰になれば苦悩も無くなる だが喜びも無くなってしまう
お節介かもしれないが普通に生きた方が良い そんなの誰でも承知して
それでも満たされないから走るしかないと言うのが生きているエナジー
きっとそうだよ 愛と恋の間に来いよ 狂った暗闇の中のナイトメアだ




