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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
新世界
290/900

好きすぎた

いつだって好きすぎたの癖で結局女を遠ざける

だけどもうルックスで勝負出来る歳でも無いし

才能もこれといって特別な物は何も無いんだよ

ただひたすら生きている間に勝ちたかっただけ

その夢も潰えた僕は随分とまぁ輝けなくなって


あの娘の唄で予言された卑屈になり臆病になり

誰もいなくなる そんな悪夢に毎夜悩まされた

白髪は増えたし目は霞んで物がよく視えないし

それでも君に嫌いだよ!って突き付けてみたら

凄く楽になって詩のアイデアが続々湧いて来て


覚醒剤中毒とまるで変わらない依存体質形成だ

笑ってる?無理だね 今まで何人も暗殺したよ

帰る場所なんて無い この狭いアパートだけさ

なんて強がっては見たものの君の魅力が底無し

僕はたじろいで台無し 心許なし お金も無し


許して欲しいなんて言えないよ 言えないよね

大っ嫌いって突っ撥ねて言葉に魔力込め呪った

それは自分の未熟さであったのだ 女嫌いもね

やっぱり 敵わないな 君はあまりにプリティ

罠だとしても生まれ変わったらまた愛したいな

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