285/900
クリスマスイブ
全ての人が許される聖夜
スカイツリーのてっぺんに登っても
星は視えないし
雨は夜更け過ぎに雪へと変わらないけど
君がいるから それで良い
マスクが苦しかったこの1年
心は晴れないけれど きっといつか鐘は鳴るだろう
普通に仕事してお腹ペコペコだね
ターキーでも一緒に食べようか ケーキも用意して
ああ ホワイトラブ 手作りのクリスマスツリー
電飾がピカピカ煌めいて綺麗だね
君よりは綺麗じゃないけど
なんて言ったら背中叩かれた
特別な日 でも普通の日 北端の大地では 大雪で
みんな朝早くから除雪しているよ
僕はいつまでクリスマスの詩を唄うのだろう
分からないけれど きっと今夜は素敵な1日だ
そっと抱き合ってキスをしよう
いつか世界中の人々が再び笑い合えるよう祈る
そんな気にもなる
朝起きたら白い光が眩しい
君が隣で裸で寝ていたので僕はナニをしたのか
ただビックリした そんなありふれて特別な日に
ハッピーメリークリスマス




