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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
ミニストーリー2
278/900

うつろう

うつろう かげろう 全ては虚であり実でありオセロだ

その両方をきっかりわきまえた時 解はあると神は言う

知らない間に 人口は減っていく 友達もそうだったよ

0時過ぎて ビールに焼き鳥わいわいがやがやする人々

楽しそうに店の硝子曇らせてお喋りする冬 君は死んだ 


いつか人を消し去りたいというロジック以外の意外性で

孤独になるのは 別に胸は苦しくはない 不安でもない

引導を渡す印籠は花咲か爺さんが出せば良いのにと真冬

ヘッドフォンしてるからキーボードチャカチャカしない


うつろう かげろう 繋いでいこうせめて 笑顔の輪を

実に平和に子供を産むと言う殺人ゲームが行われている

そして人を殺したければ 遠慮なんて要らないどころか

へそで茶が沸く前に地球ごと消し去ってかまわないんだ

そういう噂さ うわごと言うマジでくたばる五分前の事


口笛でも吹きながら行こうぜ 気楽な旅さ 概念は概念

過ぎたるは猶及ばざるが如しと言うけれど線引き出来ず

愚かにも語るに落ちて名声とか人気とかいいねで競おう

うつろう かげろう ねむろう 燕の巣のような高値の

死へと誘う とても優しい 子守歌を歌ってあげるから

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