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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
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夏が終わると慌てた

最悪の目覚めで

最高に濃いブラックコーヒー飲み干し

出かけるかと思うと 身体が動かない

何かに支配されていた過去

フラッシュバックする 光溢れる天界

夢の中で実現した夢など要らないんだ


決着(けり)をつける

この愚かな人生ゲーム

良い事なんてあったっけ?

ほらまた忘れるから人に馬鹿にされる

覚えていたい事 思い出や読んだ本

カッコ良かった時代 今はうらぶれた

じたばたしても仕方無い ボロボロだ

ボロ雑巾みたいに良いように使われて

捨てられる運命 最早取り返しつかぬ


あまり眠れた気がしない 死んだ(まなこ) 

髭を剃る気力すら無い 抗鬱剤をくれ

死んでいったスーパースター達の苦悩 

愚痴る前に朽ちる 口先だけの道化師 

ああ 穴だらけの阿婆擦れ 外してばかり

終わりは何時だ? 苦しい 


今となっては全ては終末へと向かう 

真実のキーワード 卑怯と言われても

そんな勇気で寝室で大酒呑んで大の字

あの寺院の扉を叩こう 虹色の馬に跨って

新生する 心配事が尽きて穏やかな日々に


蒼い涙で曇り空は消せない 愛は要らない

眼球が怯えている 月明かりの優しさだろ

抱く赤子はコウノトリのプレゼントかしら

雲が朱色に染まる頃 夏が終わると慌てた

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