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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
ミニストーリー
238/900

ポルノ

降参だ

男に生まれた業


スロウに回る円盤がテレビに映し出す悪い夢

徒労に終わるとして 無為だとして それでも

俺は自分で自分を慰めるのを止められない


若いのは良いね 励みなさい 普通の幸せの為に

所詮女から産まれた何だか分からない色 汗ばむ青に近い

あの空のように 


だから自殺は出来ない 君が居るならば

静かに沈むわけにはいかないぜ 騒ぎ立ても今更しないし


毎度壊れたレコードみたいに繰り返すが

芥川のようにマイルドな自死は出来ても 

三島のようなハードな自死は出来ない ああ眠いな


呼んでくれ 魂の名前を 新世紀の福音に期待しているんだ

明日は視えない 怖くもあるが 楽しみの方が大きいですなんて

強がってみて 男の独り身って 白い雪の中彷徨う空っぽの本棚だな


みんな帰って行って 1人呑む酒は美味いけれど自分が可愛く渇いて 涙が……


ありがとう 死ぬまで生きますよ 全てを受け入れる勇気は無いけれど

なんとなく大丈夫な気がしてる 君はどうだい? 答えを出さなきゃな

俺は男で良かったと思ってる 陰鬱な気持ちで淫靡な夢の中 呻吟する


お嬢様 今日中に快感を享受するフレッシュな教授して下さいませんか?

大胆に 繊細に オーソドックスに俺は女のDOGでいたい 帰る所は空母

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