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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
ミニストーリー
234/900

焔の防衛線

棺桶にぶち込まれ焼かれる夢を見た

八月末の昼下がり 君はもういない

四方から火の手 そんな被害妄想は

いつか現実となるであろう死の予感

あらためて思う 人としての終わり


終末世界 今更感漂う 焔の防衛線

なんかべとべとする なんか飛べと

ビルの屋上フェンスの向こうに花畑

悲しみは消えないけど 私は消える

ああ 終わるんだ 永遠を信じてた


立ちはだかる壁をぶっ壊していく事

もはやそれより他に自分守る術無し

ひとりぼっちの闘い 灰になるまで

焔の防衛線 まだ死ぬべきじゃない

全てを終えたならば墓標は立つから


与り知らぬところで事件は起きてる

不条理とか不正の類もう通用しない

私はもう諦めているけれど明らかに

この人生は大きく有意義であろうと

最期には言える 八月末焔の防衛線

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