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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
ミニストーリー
225/900

スーパーが閉まる前に

心荒ぶるままに生きてきて

毒を吐き出して他人を傷つけて

俺が1番偉いんだって勘違いして

そんな時救ってくれたのはいつも女

スーパーの酒売り場で大声で電話してる豚は除いて


喉が渇く 真夜中自転車で家飛び出した8月1日

いつも孤独だとは言えないのに裏切るのは何故?

期待だってしてない 神様もいない なら俺がと

そんな妄想を現実に変える為に俺は呼吸している

野球には夢がある 小説には闇がある 好きだよ


スーパーが閉まる前にサイダーを買いに行こう

偉い人にお追従を言い 陰では舌打ちしてる毎日に

もうおさらばだぜ 変わる事でかわせるせせらぎのように

水になりたい あの美しい河で洗濯をする選択肢はあり得ず

結局何者でも無く 放った矢があの青空へ もう回収出来ない


寒々しいほど暑い8月に君の欲望をぶちまけろ

傷付かない事は なく 傷付ける事に 泣く そんなのも止めて

ただレゾンデートルを探す マウンドからホームベースへの距離

その直線に真っ黒な鉛で出来た弾丸を放てばキャッチャーは血塗れて

名前をつけよう この日記に 夏休みが短いから悲しくて泣けるね


ブルースカイ クラウドスカイ レインスカイ

スーパーが閉まる前に野菜売り場でウインドウショッピングして涼む

急に気温が上がったね 別に全然疲れてない だからかな

今日も眠れない 明日も眠れない この熱帯夜 1人歌を歌う

空っぽの冷蔵庫が虚しい 遅くなったけどあの日の約束を今果たそう 

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