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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
Love is Break
209/900

寂しい堕天使は紅を唄う

赤い色 血液の色

吐瀉物に混じってる

その内呪われたかのように

奇妙な踊りをしだし吐血した

それがこの世の悪の本体だ


とは言い切れないのが現世

来世では会えないだろうから

今 この時に紅の歌を唄って

発狂してしまえばいい

誰も求めていないのだからね


そんな気持ち 重いね

でもリアルはもっと痛い物だよ

いくら性や暴力を描こうとしても

人が生きて行くと言うのは地獄みたいな物

だからせいぜい笑おうじゃないか


お別れも出会いも悲しみの始まり

ただ同じ悲しみは無いと彼等のいた世界で

学んできた 堕天使 泣きながら立ち上がる

そうだ それで良い 穢れを詰め込んだ爆弾

自死するでもなく他人を殺すでもなく愛を殺せ


それこそが唯一の希望だ 寂しさを消し去る

でも勘違いしちゃいけないよ 自由なんて不自由

狭い部屋に慣れておいた方が青春の終わりが辛くない

人は皆 天へといつか帰っていくけれど泣かないで

血塗れの堕天使は地上でプレスされ死ぬけれど


僕らはまだその景色を見てないんだからね

地獄も天国も天使の口止めで語る事禁じられ

盲目の中で 人は人をまた求め紅を唄う堕天使だ

天使だったり悪魔だったり呻吟しながら生きてる

唄いながら生を噛み締めるしかない寂しさに泣け

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