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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
Love is Break
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ありがちなお話

私はただ私の欲望の為に生き本意遂げて

そして無様に死ぬだろう 苦しみながら

別にメメントモリとか高尚な話じゃない

単なる諦観 全部諦めた 白旗を揚げる

それでいいのって葛藤するのも遅いだろ


混迷をきわめる 生きたくない思い先行

死ぬ勇気も無い臆病ならばリストカット

薬剤大量服用で死にかかった事もあった

でもそれもありがちな お話なんですよ

肉片になれば残酷な紅の海が広がるのみ


燃やし尽くす事 立ち止まる事が出来ず

仕方無くなんだ レゾンデートルの表明

それも嘘 あれも嘘 そして人生は本当

そう言い切れる自信が無く地震で揺らぐ

蝋燭は吹き消した そこには暗闇のみだ


渇くキンデルクランクハイト死んでるぞ

意味なんて無いし必要ともしていないよ

サンドバックみたいにズタボロにされて

それでもヘラヘラ笑ってりゃ過ぎ去るさ

追い風に吹かれよう ストイックさ勘弁


ねぇ せめて君だけは笑っていて欲しい

悲しみを上塗りするほど悲しい事はない

真夏にサンタクロースは訪れないんだし

いつまでも子供でいられたらなんて無理

でも最期は君に愛を贈りたいと願ってる


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