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私には何かが足りない
私には何かが足りない
そう最近感じるのはただ情熱とか
御高説が前面に出せない歳になったから
だとしても そもそも
校長先生の話は長い だからつまんない
その程度の事かも知れないけど
どうしてだろ 空白のノートに紡いでた
私が1番輝いてた頃の夢 希望 未来
それらをぶん投げて 人の為に祈ったさ
もしかしたら普通過ぎた?
かつての自分と比べて言葉に詰まる事ばかり
ありがちな悩みだと言われて泣きべそかいて
勝ちたいと思ったけど 願ったけど 止まる
足が動かない 夏なのに心には秋風吹き抜ける
壊してみたらいいんじゃないかと思っていた
それが無謀な夢想だって事に気付かず忍び寄る老い
叶っても 変わっても 虚無なんだろうな
今はただ君を抱きたい