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こわれない愛 ~Point of No Return~
昨日帰れた場所に
今日は帰れなかった
それはまるで夢のようだった
爪を剥がされて痛い気持ちがする
人と時の流れは残酷だ
もうすぐ初夏なのに
北の大地は酷く寒い
君の心配は臨界突破する事無く
ただ残響となるのみだ
涙なんて凍り付いてる 目も眩む光
音楽を聴いているが聴いていない
何かを待っているのかも知れないな
そういうふうに満たしてくれる物を探すのが人生
ちっぽけな塵ですよ 掃いて捨てて下さい
かつて流行った廃れた歌のように
乞われない愛を撒き散らして
自分は天使だと言い張って 嫌われて
自己嫌悪 そんなの繰り返して
お前の両の掌はザルか マジ愛を取りこぼして
期待されてない 帰れない故郷 東京でロックダウン