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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
Life
155/900

ま いっか

生まれてきてゴメンね

いや別に自殺する予定は無いのだけど

期待通りの子供ではなかったよね

そして私は航海に出てしまった事を

毎日後悔しているのです


消え入りそうな声で消え入りそうな声で

私達大丈夫だよねと言う君を

強く抱き締める事しか出来なかった 

あの時の自分もまた恥ずかしい

1ミクロンの存在価値も無いけどね


かつて勝った事も無くは無かった

泣く泣く大人になる度死ぬんだね 心は

夏目漱石すら1行も読んでないけど

まぁ追体験する必要は無さそうだ

私は終わっているのだから


安心安全は金持ちの道楽さ 終わりは同じ

一緒にすんなって罵声が聴こえるぜ

だが赤兎馬に乗った呂布に敵う者がいないように

私の狂気に勝る物も無いんだよ

だって昨日今日始まった物語じゃないからね


テレビは奇天烈ビックリ箱

誰だって幸せを望み

手に入れるために働いている

当たり前に尻も頭も隠したい そんな気持ちは

今は演歌と酒が沁み渡り幸せだから ま いっか

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