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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
Hungry
140/900

自己愛性人格障害

頑張っている自分が

随分お好きなんだね

笑えるぜ ケツの青いガキが

実力で勝負できない

勝負とは菖蒲ではない もちろん

その微温湯から出ない限り成長は無い


自分を傷つける事は悲しい

だがそれよりも他人を傷つけるその辛さ

それを噛み締める毎日に

心の闇の苦しみを歌うミュージシャンが

神様のようだ


人気などどうでもいい

バロメーターでもタコメーターでもない

メトロノームでもないし僕はノイローゼじゃない


カチコチとあちこちで時計がなっている東京

雪が降ったそうじゃないか?ロマンティックだろ?

愛はたまに囁くから響く ならば毎日求愛の囀りする

僕も自己愛性人格障害でまだケツの青いガキなんだろう


と最後に付け加え再度謝罪の姿勢を見せるが

新しい一歩を踏み出せない僕は月見草 どうぞ踏み付けて


意地でも咲いてやる 季節外れの桜に名前付けるなら

綺麗だね よく頑張ったね 妖精さん とまたしてもかこつけ

君が危機だったら助けるが SNSで肥大する自我に敗北して


自由とは無縁 アイアンメイデンで殺して 幼い恋心

何でも出来そうな気がするのに この手はもう動かない

生きながら死んでいるとか虚無とかに喰われて骨のみの形骸化

天才とは晩年そうなるものだよ と 自慢はこっそりしようね

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