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サレンダー
悲しみを悲しみと歌ったって
しょうがなかろう
物事の本質から外れているよ
気付かないほど老いぼれたくない
照り付ける日差し 反射する太陽に涙は乾いて
それによってただのシミとなるんだ
風が土くれ人形を形成し
少女の頭を握り潰し脳が飛び散る
そんな事が現実社会において起こる
悲しいか? 小説の中の話だよ 何でもあり
それを歌にして自ら生を辞退したら英雄かも
愛を伝えようと思えば思うほど
それが貴方にとって負担で重荷ならば
遠くから見守る選択肢もなくはない
ただ泣く事は少し気恥ずかしいからサレンダ-
青空に向かって歌うよ
大丈夫か 肩を貸すぞ
僕も精一杯だよ 人は1人だと寂しいもの
でも分かり合うのは難しい それが悲しみさ
まだお別れなんて絶対したくない 運命信じない
そんな事が積み重なって 人の心は潤うだろうね
サブカルに殺られて時間を無駄にしたくはないけど
二次元の世界における悲しみは何故か美しいのです