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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
梃子
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痩せた胸

痩せこけた体躯

体育の評定は3でした

蹴球でそれなりに鍛えたはず

今は筋力より不可抗力

衰えは隠せない物だ

誰も身を預けてくれぬ寂しさ

胸が酷く狭くなって


だから残りを大事にしたいな

いつだって母譲りの傲慢さで

敵は消し去って来たのに

今はその人達に依存する形で

全くもって無様だ


あまりにも蒼く煌いた青春が

今はありがちシンドロームのモノクロ

部屋着はユニクロ それでも高い

死ぬという選択肢はもう無いかも

いつか死ぬんだからってみんな言うし

それも疑う妄想 我が身可愛さなのに

卵と豆しか食えない 温かいスープ

それが身に染みる程美味しいのです


貧すれば鈍する 

ハブで繋ぐ瀕死のパソコンでネット

それを取り上げられちゃったら泣くよ

笑えりゃOK でも私より面白い人って?

自慢じゃないけどコミュ力高いリア充ですよ

会えない日々が愛を育てやがてひび割れる理由

美的センスも色々 親父ギャグにクスッとする

そんな歳になりました 階段を上ると息が切れる


鏡に写りたくない 老いたくない 若くいたい

それでもまぁそうだな 一般人には関係無いか

まるで硝子みたいに砕け散る そんな胸の痛みを

消し去るには不断の努力を普段からする事なんだろう

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