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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
梃子
124/900

IF

IF 人生において

絶対あり得ない唯一の事

だけど僕等は昔を回想する

そこに何かあるかないか知らん

その概念が既に滑稽で無意味だろうが


いくつもの夜を越えて来た僕等のモノローグ

素敵なエピソードがあれば死にたくもならないはず

だけどみんな人知れず泣いてる それを規定したくない

涙は、なんだろう…… そうか彼は……


僕から酒を奪い取ったら何も残らない事読者様が1番知ってる

死ぬまではとかだの面倒なだけ 荒唐無稽の人間国宝みたいだ

熱いよ 助けてくれ 死にたくない と偶然の妄想が本心へと

夢想する事の危険性を鑑みよ 今の僕には漫画と音楽が癒しで

どうせ越えられないじゃん 無力じゃん 搾取される側じゃん


それでも楽しいと思える?

なら何も言わない 生きている奇跡を愛し 生きてきた軌跡を誇れ

子供とは馬鹿なんだよ 大人になってまで猿芝居で誤魔化さないで

あらぬ空想に羽が生えて白く光る そして消えたり点いたり明滅し

それがやがて過ぎ去る つまり時間 それは平等であり僥倖である


人狼は時を返せと満月に吠えた 

月はひび割れる事無く苦しそうに笑った それが幸せと言う事かな

分かる? 分かられまいと 分かってる答えを道程に撒き散らして

ただいつか消える事に思い馳せると IF 涙が止まらくて苦しい

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