119/900
フローズンハート
死ぬ気になれば何でも出来る
死ぬ事も出来る レディゴー
終わった世界でまた始まって
境界線など無い 教会で祈れ
その鐘の音に高値がついてる
そんな世界観 正義漢ならば
笑う奴には笑わせておきなよ
最期に笑うのはこの私である
そして君にだって毎日幸せに
笑いながら生きる権利がある
凍りついたかに視えた明日は
神様の光の祝福を受けていて
我等を誘うだろう 春の日に
ポカポカと暖かい日だまりに
君と私が目を細めていたんだ
そんな日も遠く過ぎ去ったよ
それでも思い出す事は出来る
可逆性と不可逆性の中 惑い
時空の中で弾け飛んだ肉体は
骨になるのか ああお好みで
言ってみよう やってみよう
全てそこから 絶望の底から
スウィンギング 銀貨も光る
青白く澱んだ思考の沼も無駄
マガジンには一発装填しなよ
死ぬにはそれだけで充分だろ
カタルシスを語る時泣き出す
その心は潤って瞼も濡れてる
教えてよ 君は一体誰なの?
突然現れて全て攫っていった
フローズンハート溶かしてよ
誰の為でも無い勇敢な目覚め
一発で決まるんだ 我等弾丸
飛び抜けろ 打たれて壊れて
そこから死への階段が下りる