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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
呟き
106/900

昭和

デリケートなデートをデリート

やっぱり僕は女は苦手みたいだ

岩みたいに動かない大人なんだ

いつからこんな事になったっけ

孤独をお1人様と楽しめるかな


毎日がギリギリで恋文を破って

それでも承認されたい空の心が

涙を流してる 夏の夕立のよう

今はそれすら凍り付く魂が震え

寒い訳じゃないと強がれない男


冒涜を道徳とする輩を憂いてて

自分だって明日は分からなくて

悩んでも悩んでも答えは出ずに

憂さ晴らしに高速を250キロ

爆走すれば違反点数滅茶苦茶で


尾崎の歌は正しいか間違いかを

議論してみたくて相手を探して

なんだかにわか同士では語れず

毎日やる事も無くお酒に溺れて

そのうちオイラもどざえもんか


死を思うと怖くて動けなくなる

だが確実にやってくるのならば

受け入れれば強くなれるだろう

別に悲しくも寂しくも無いけど

そんな風に諦める己が情けない


混迷している間にも時計は動く

僕がいつだって戦う運命ならば

受け入れれば清くなれるだろう

別に愛する人も感傷も無いけど

そんな風に諦めるのも悪くない


明治生まれは確実に全員死んだ

大正も昭和もその内襲われるぞ

時代は流れる 移り変わってく

夢を託すならば 開かずの間へ

それが歴史ならば意味はあるさ

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