昭和
デリケートなデートをデリート
やっぱり僕は女は苦手みたいだ
岩みたいに動かない大人なんだ
いつからこんな事になったっけ
孤独をお1人様と楽しめるかな
毎日がギリギリで恋文を破って
それでも承認されたい空の心が
涙を流してる 夏の夕立のよう
今はそれすら凍り付く魂が震え
寒い訳じゃないと強がれない男
冒涜を道徳とする輩を憂いてて
自分だって明日は分からなくて
悩んでも悩んでも答えは出ずに
憂さ晴らしに高速を250キロ
爆走すれば違反点数滅茶苦茶で
尾崎の歌は正しいか間違いかを
議論してみたくて相手を探して
なんだかにわか同士では語れず
毎日やる事も無くお酒に溺れて
そのうちオイラもどざえもんか
死を思うと怖くて動けなくなる
だが確実にやってくるのならば
受け入れれば強くなれるだろう
別に悲しくも寂しくも無いけど
そんな風に諦める己が情けない
混迷している間にも時計は動く
僕がいつだって戦う運命ならば
受け入れれば清くなれるだろう
別に愛する人も感傷も無いけど
そんな風に諦めるのも悪くない
明治生まれは確実に全員死んだ
大正も昭和もその内襲われるぞ
時代は流れる 移り変わってく
夢を託すならば 開かずの間へ
それが歴史ならば意味はあるさ