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Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
呟き
101/900

子供に帰って

性欲なんて無ければ

年中桜花咲くのか?

子供に帰りたい時に

思うのは年月の清算

戻れないよ 不可逆


ただ笑い合えた日々

今でも出来るけれど

何か気恥ずかしくて

1人が好きになって

なのに寂しくなって


テンション上下して

困惑の度合い強まり

失踪したくなるんだ

あの日の夕陽探して

時間を浪費して惑う


ご褒美は何だろう?

3時のおやつも無い

全部つまんねえんだ

馬鹿は酒に明け暮れ

肝臓壊してくたばる


無想念ありゃしねえ

生きながら死んでる

阿呆が仏陀になるか

滾りをぶった斬った

契ったあの美しい園


寂しくて寂しくて涙

這い上がる天界の才

狂ったクロックから

ドロップする日には

全て片付いているさ


何も心配いらないよ

君も僕もただの歯車

粛々と時は流るるし

何れ忘れられるから

残酷なようだけどね


死のうと決めたのに

生き長らえている人

きっと良い事あるよ

諦めたら終わりだよ

駆け抜けろ 赤い鬣


子供の頃に帰れたら

そうだな あの空へ

渾身の願い込めよう

不安の無い人生をと

でもそれって快感?


抉られたような痛み

身体中巡っていった

夢から醒め考慮した

これが人生なのか?

輝き失くし惑う大人


それが我らなんだよ

蒼過ぎる青春の香り

鼻をくすぐってくる

とても良い匂いだが

花火のように消えた

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