表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Grave of poetry in mouth  作者: 敬愛
1/898

ダンデライオン

ダンデライオンって

タンポポの事だったんだ?

知らなかったよ


鬣に擬えているのかな

綺麗な黄色だよね 風にそよいでる

君の影みたいだよ


今でも見たりする事もあるよ

君の 夢 一緒に追いかけてた頃ね


ねぇ君は 幸せだった?


忘れないよ 大丈夫だって


最期 戒名に風と蕾の字を入れてって

お坊さんに頼んでみたよ しつこくね

それは仏様に聞いてみないと

いけませんだって

坊主丸儲けってこの事だよね 

禿げ頭殴ったよ

面白かった ゲラゲラ笑っちゃった


ゴメンな もっと笑い合いたかったよ


幸せにしたかったよ 心から思う 今でも


悲しくないわけないけど 泣かなかった

何かを信じていたから かな?

過去も未来も 君を丸ごと愛する

そんな自信かも知れないね

分かんないよ……


あの時 君 何を言おうとしたの?

春風と木々の揺れる音で聞こえなかった

それを後悔しているよ

だって私の事忘れてねって……

幸せになってねって…… 

そう突き放すし 同情も嫌いだもんね


そんな事出来る訳ないよって言えなくて


待ってて欲しい 君だけを忘れない

全て捧げても足りないけど また会える?


チープだね 泣けてきた

頑張るよ 君の分も生きる 出来るかな


嗚呼 雨が降ってきた 傘返すの忘れてたね

形見には 出来ないか 水玉模様が揺れてる


僕の心 揺れてる ホントは激しく泣いてる


海に行けなかったね 

多分無理と諦めてたけど


絶対って言葉誰が作ったかな

むしろ永遠なら美しいかもね?


ねぇ…… 答えてよ!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ