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遠く、雲の、輪郭

作者: ペコsg21

吐瀉物の中で

薄れて行く意識に

自我を見出すような俺が

今まで生きてこれたのは

運が良かったからなのか

本能や感性で歩く日々は

苦しく、儚く

抜け出せたと思えば

そこは深い水の中

何時までも何時までも


お前達は何なんだ

知ったような顔をして

出し抜いたつもりか

己の愚かさも見えず

安い感性で

存在を軽んじる

それが冒涜だと

気付かない事は

一つの罪

誰かが作った常識や正論を纏えば

楽になれるが

そんな事で俺を殺させるか

四肢が捥げるような痛みも

心臓を抉られるような苦しみも

全部

俺の物

誰にもやらない

だから

人間が好きで

大嫌いだ



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