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全員の行動。

「だ・・だって、なんか怪しいじゃないですか。

あ・・・あい、あ・・あいじんってのも。」

だから、そんな目で僕を見ないで下さいって。

「ドアホ。怪しいで犯人決まったら、苦労しないっつうの。」

ほれ、次のが来るぞ。と、扉を指さす。

ちょうど図った様に扉が開き、美恵子夫人が入ってきた。


僕とキイチさんは、その後も順次聞き取りを行って、先程閉じた扉が聴取終了を告げた。

「つ・・疲れました。」

へろへろになって、時計を確認すると午後九時になろうというところ。

「話聞いただけだろ。・・・張り切り過ぎだから、疲れんだよ。アホ。」

・・はい。張り切りました。

そりゃあ。張り切りますよ。だって、僕は探偵助手ですから!!

そうだ、僕は探偵助手なんです。真犯人を捕まえるまでは、ヘバってられません!!

僕は、拳を握り締めて、自分を叱咤した。


全員の話をまとめてみます。

午後一時ちょっと前、最後に生きている竹田氏が確認された時間。

※高槻さんと沙紀子の証言。

沙紀子は、竹田氏が書斎に入るまでを見届けていた。

ちなみに、会議には参加していない。会議自体も執り行われたかは、不明。


そして、死体として発見された午後三時五十二分までのそれぞれの行動。

本人申告が主体。他からの証言と合わせて、証明されるものもある。

高槻さんの行動。

一家の昼食後に、印南さんと食事を済ます。

この時点で、午後二時を回っている。

自分の奥さんに、食事を持っていく。

キッチンにて昼食の後片付け。

時間を確認すると、午後三時になろうとしていた。

一端、エントランスへ出るが、誰の姿も確認していない。

しかし、ガーガーと騒音がしていたので、印南は外で除雪兼雪集めをしていたのだろう。

それから、地下の貯蔵庫(キッチンから降りる階段がある)へ行き、在庫の確認と整理を行った。

終えたところで、再びエントランスへ戻るとちょうど玄関の呼び出し音が鳴った。

美恵子と美音の行動。

昼食後、二人でお茶を楽しんでから、防音室へ行く。

食堂を出た時に確認した時刻は、午後一時三十九分

後は高槻に呼ばれるまで、ピアノや他の楽器を弾いていた。

美音は一端、退出したが扉を開け廊下に出たのに、直ぐに引き返してきた。

美音に因ると、お茶を持ってこようとしたが、廊下で黎と沙紀子を見かけて、顔を合わせたくなくて直ぐに引っ込んだとのこと。

時間は判らないが、数曲弾いただけなので、防音室に入って三十分も経ってない頃だという。

ちなみに、防音室から出ると、除雪機の音が煩かったそうだ。

黎の行動。

昼食後、二階にある自室で午後四時近くに騒ぎに気がつくまでウトウトしていた。

夜に寝付けなかったから、昼食をとったら眠くなったそうだ。

昼食後に直ぐに部屋に入って、一度も出ていないと言い張った。

※沙紀子については、言及していない。

沙紀子の行動。

竹田氏が書斎に入るまで、付き添って、それから会議中は近づくなと言われたので、割り振られた部屋へ籠っていた。

部屋に入ってからは、読書をしていた。

一度も部屋をでていないとのこと。

※こちらも黎については、触れなかった。

印南の行動

自分の昼食を済ませると、食器を下げる事だけは手伝って、その後すぐに庭に出た。

それからは、除雪兼雪集め作業を行っていた。

皆が騒音を聞いていたので、少なくとも除雪機のエンジンが動いていた事は間違いないだろう。

ちなみに、キイチと要が辿り着いた時にも、除雪作業をする印南を見ている。

高槻さんの奥さんについては、様子を見に行ったら本当に辛そうだったので、省く。


「うっわー。息子と秘書、すっごい怪しいですね。なんでしょ?この二人。」

と、僕が頭を傾いでいると、ガシガシと頭をキイチさんに撫でられた。

「まぁ、アレだよ。野暮はいいなさんな。」

と、ニヤニヤするので、むっとした。

「アレってなんですか!!アレじゃわかりませんよ。」

「ん、まぁ、お前にゃまだ早い。」

教えてくれませんでした。アレってなんでしょ??


「この二人で協力して・・・!?とか。」

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