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1章 魔法大学入学 ダンジョン探索訓練 ブリーフィング

魔法大学交流戦の方はトーナメント式で週1で開催予定なので、

他の授業風景を入れていようと思います。

ダンジョン探索訓練です。

洞窟でベギラゴンとか使うと酸欠で死んじゃうよ的な、感じで時と場所に応じた魔法を使いましょうということを学びます。多分


魔法大学:ダンジョン探索訓練のブリーフィング

魔法大学交流戦の興奮冷めやらぬ2日後。学生たちは、教官からの指示で大学の裏手にある集合場所へと集まっていた。そこは、普段は施錠されている厳重な扉の前で、冷やりとした空気が微かに漏れ出している。


担任であるグレン先生が、いつもの穏やかな表情を引き締め、教壇に立っていた。彼の隣には、魔法大学の地下に広がるダンジョンを示した簡易な地図と、いくつかの魔道具が置かれている。


「皆、静かに。これから行うのは、ただの座学ではない。君たちの将来、そして命にも関わる、非常に重要な実践訓練だ」


先生の声が、学生たちの間に緊張感を走らせた。

「この地下には、古の時代から存在する**『ダンジョン化した古代遺跡』** が広がっている。今日から君たちには、このダンジョン探索における魔法の運用、そしてチームとしての行動を徹底的に学んでもらう」


学生たちは真剣な眼差しで先生を見つめる。

「今日の課題はシンプルだ。このダンジョンの3階層にある特定地点に、ラガン先生が待っている。そこまで到達し、無事に帰還することが目的だ」


グレン先生は続けて、重要な注意点を強調した。

「まず、1階層は安全だ。 モンスターは出現しない。ここでは、ダンジョンの環境に慣れ、チームメイトとの連携を確認することに集中してほしい」


「慣れたら、次の階層へ向かう。2階層からは、モンスターも出現する。 ここからは気を引き締めて、慎重に対処すること」


先生の顔に、厳しい色が宿る。

「ただし、ただ勝てばいいというわけではない。特に、以下の2点には細心の注意を払うように」


「一つ目は、使う魔法の種類と威力だ」

彼は身振り手振りで説明を加える。

「例えば、火魔法。狭い場所で威力を考えずに使えば、酸欠で気絶するどころか、最悪の場合、命を落とす可能性もある。なるべく使わないのが望ましいが、もし使うのであれば、火力を抑え、効果的にピンポイントで使うことを心がけること」

「水魔法も、安全ではない。足場を悪くすれば、転倒や滑落の危険があるし、場合によっては洞窟の崩落を引き起こす場合もある。注意を怠るな」

「風魔法も同様だ。乱用すれば、洞窟全体の空気の流れに影響を及ぼし、思わぬ事故を招く可能性がある。範囲を制限するか、出力を抑えるなど、細かな工夫が必要だ」

「土魔法は、比較的安全に使えるだろう。だが、むやみに穴を開けたり、遺跡そのものを変形させるような行為は厳禁だ。遺跡そのものが持つ魔力のバランスを崩しかねない」

「要するに、全体的に大規模な魔法は使用しないこと。 自身の命の危険だけでなく、ダンジョン全体、そして他のチームにも影響を及ぼす可能性がある」


「二つ目は、体力と魔力の計算だ」

先生は、再び強い口調で言った。

「全力を出し切ってモンスターに勝ったとしても、帰還する体力がなければ、そこで敗北、待っているのは死だ。そうならないよう、自身の体力と魔力残量を常に計算しながら動くこと。もし、全力を出す必要がある状況に追い込まれたなら、迷わず逃げろ。それが、生き残るための賢者の選択だ」


学生たちは、その言葉の重みに息をのんだ。


チーム編成と最終指示

「では、改めてチーム編成を発表する。各自、自身のチームメンバーを確認しろ」


グレン先生は、用意されたプレートを指し示す。


【チーム1:天眼てんがん】(3人組)


ミルディアス・ブルークアル


ルナ


ディアナ


【チーム2:疾風はやて】(3人組)


リアム


エマ


シモン


【チーム3:堅牢けんろう】(3人組)


ヴィクトリア


フレッド


オルガ・フレイム


【チーム4:閃光せんこう】(3人組)


カイル


アリス・ブランシェ


ゼクロス


【チーム5:賢者けんじゃの卵】(4人組)


セレス・ウィンドール


レイモンド


レオン


エリオット


【チーム6:巨星きょせい】(4人組)


コレット


ヴァルガス


ブラッド・ヴァンス


ズィガ


「以上だ。各チームには一枚ずつ地図を渡す。この地図のルートに沿って行動すること」

先生は机に置かれた複数の羊皮紙の地図を指さした。

「良いか、全チーム、ルートが違う。 決して、他のチームについていくような真似はするなよ」


学生たちは地図を受け取り、その複雑な迷路のような構造に目を凝らす。

「最後に、決して忘れるな。各チームの行動は、同行する監視者が付いて監視し、採点している。無謀な行動は評価を落とすだけだ。そして、最も重要なこと。対処困難な事態が生じた時には、迷わず『リタイヤ』を宣言すること。 生きて帰ることが、何よりも優先される」


グレン先生は時計を確認し、声を張り上げた。

「それでは、5分後に探索開始とする! 各自、最終準備を整えろ!」


学生たちは散り散りになり、装備の最終確認や、チーム内での簡単な打ち合わせを始めた。ミルディアスも、ルナとディアナと共に地図を広げ、ルートと注意すべきポイントを頭に叩き込む。


そして、刻限が来た。


「それでは、探索開始!」


グレン先生の合図と共に、最初のチームがダンジョンの入り口へと足を踏み入れた。薄暗い奥へと続く通路に、それぞれの覚悟を秘めた学生たちの姿が吸い込まれていく。ミルディアスたちもまた、その後に続いた。

説明して終わっちゃったんで、

次回から各チームの探索を書いていこうかな。短めで

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