35話
バリト「ジャックも攻撃当たるんだね」
ジャック「僕も無敵とかじゃないからね」
リオン「当たった瞬間は見えなかったけどね」
ジャック「アリーユの魔法の中でも軽いやつだったからね」
リオン「あの攻撃で軽いとか怖いんだけど…」
バリト「僕たちは掠っただけでも身体が吹っ飛びそうだけど…」
ジャック「頑張れば避けられるようにもなるよ?」
リオン「頑張ってそこまで行けるように頑張る…」
バリト「どれだけ頑張れば行けるんだろう…」
ジャック「まぁ頑張ろうよ。アリーユの全弾回避は難しいかもしれないけど、目と身体を鍛えて悪いことはな
いと思うから」
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ファイ「今日の午後は1番対5番。先生はトリア先生、実技は私が請け負う」
トリア「午後の授業時間が始まる前にはちゃんと集合するように」
ファイ「以上解散」
アリーユ「実技専門がトリア先生だと思ってたけど、ファイ先生はどっちもできるんだ」
ジャック「どうなんだろう?二人とも担任予定だったらしいし、二人ともできるんじゃないの?」
アリーユ「あ、そうか。どうしてもトリア先生が後ろにいるからさ…」
ファイ「そういうことは言わない方がいいぞ」いつの間にか後ろに先生がいた。
アリーユ「そういう意味で言ったわけじゃ…」
ファイ「わかっている。ただ、どこで話を聞かれているかわからないからな。あまり人の悪いところを言うのではないぞ」手を振り、教室を出ていく。
ジャック「全然気づかなかった。いつの間に移動していたんだろう?」
アリーユ「声がするまで後ろには誰もいなかった気がするんだけど」
ジャック「さっきまで前に居た気がするんだけど…」
アリーユ「そう言う魔法なのかな」
ジャック「そうするとだいぶ特殊だね」
アリーユ「覚えがない魔法だけど…」
ジャック「何かの応用なのか、何か知らない魔法なのか」
アリーユ「倒してみたくない?」
ジャック「倒すっていうか、手合わせはしてもらいたいかな」
アリーユ「そんなんでいいの?」
ジャック「多分、今は勝てないだろうから」
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ファイ「あの一瞬でよく力量が見極められる子供だ…」廊下を歩きながら独り言を呟く。




