26話
アリーユ「ジャックどうしたの?あんたらしくもない」
ジャック「誰かに捕まれたみたいだ、風で受けてくれてありがとう」
アリーユ「食器だってタダじゃないからね」
ジャック「それじゃ一緒に片付けてもらってもいいかな?」
アリーユ「いいけど、午後の3番魔道館ちょっと遠いから気をつけてね」
ジャック「うん、大丈夫だと思う」
?「ほう、上級生相手に勝てるとでも思ってんのか?ああ?」
ジャック「ここはお食事をするところで、誰かに喧嘩を売るところではございません。上級生であるならば、
それはご存じなのでは?」正論をかますと周りからクスクス笑いが溢れる。
?「先輩をコケにするなんていい度胸してんなぁ?調子こいてるんじゃねぇぞ?」
ジャック「はぁ…どこのどなたかわかりませんが、忙しいので午後の授業受けに行っていいですか?」
?「先輩をコケにしていいわけねぇだろう?」
ジャック「それでは30秒上げますので魔法だけでここを動かしてみてください。あ、他の方に迷惑をかける
のはダメですよ。あと地形を変えるものダメです。先生たちにご迷惑がかかってしまいます。それは流石に先
輩でもわかりますよね?」
?「先輩に対しての態度がなってねぇ!いいだろう!受けてやる!あとで吠えるなよ!」
ジャック「ほら、時間がないので早くしてください。着替えもしないといけないので」
?「ふざけやがってぇー!」
―30秒後―
ジャック「それでは失礼しますね」
?「クソォ!なんで魔法が効かねぇんだ!」
ファイ「うちのクラスメイトを虐めてくれた様じゃないか?どう落とし前をつけてくれるんだ?」
?「ファイ先生!?あんたは!」
ファイ「それじゃ落とし前をつけてもらおう」
?「や、やめ…」
ファイ「すまない、皆のもの。午後の授業が始まるまであと5分もない。早く支度したまえ」
―
アリーユ「意外と遅かったね?」
ジャック「なかなか攻撃してこなかったから時間かかっちゃって」
トリア「ファイ先生から聞いたぞ、園内では基本戦闘は禁止だ」
ジャック「えぇ、だから私は一切手を出しておりません。戦闘ではなく、一方的な暴力ですね」
トリア「ふむ、なるほど。ものは言い様だな、だが、次からは先生を呼ぶように」




