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寒がりな少女たち  作者: くわがた
15/26

第15話 極寒の定期テスト

 あれから私たちは寒さに怯えながらもテスト勉強を頑張った。

そして、定期テスト当日になった。

 私は、いつものように学校に登校したが、学校についてもコートを着たままただひたすら勉強をしていた。

そして、テスト5分前になると、私は勉強用具を片付けて、机の上をシャープペンと消しゴムだけにした。そして、私は明日香とハグをしてから、コートを脱いで、自分の席に座った。

 そして、問題用紙が配られ、私は心の準備をした。

そして、テストが始まると、私は全力で問題を解き始めた。

この時、私はコートを着ていなかったので(テスト中のコートの着用は校則で禁じられていたので)、体は寒さで悲鳴を上げていた。

 テストが終わると、私はすぐにコートを置いてある場所に行って、コートを着てひたすら次の科目の勉強をした。ちなみに、私はコートを着用していたが、とてもさむかった。

 そして、次のテストもとても寒い中、私は全力で問題を解いた。

すると、今日のテストはそこそこの出来だった。

 今日のテストが終わると、私は、すぐにコートを着て明日香のところに行った。

そして、私は泣きながら明日香のところに抱きついた。

すると、明日香は私を強く抱きしめてくれた。

「今日頑張ったね」

明日香は私にこう優しく伝えてくれた。

「明日香も今日頑張ったね」

私はそう明日香に言った。

しかし、私たちは強く抱きしめていたので、明日香には聞こえていなかったかもしれない。

しかし、私は明日香には聞こえていると確信した。

 そして、今日は帰っていいことになっているので、私たちはみんなにとっては少し暑いくらいの所をコートを着て寒さにおびえながら下校した。

 家に帰ると、私はすぐに裏起毛のズボンを着用した。そして、私は暖房を付けて、明日以降のテスト勉強をした。


 二日目以降も私はテストを頑張った。

そして、最後の科目の時も「これで最後だ、これでコートも着れる」と思って、最後の科目のテストも私は全力で頑張った。

 そして、極寒の定期テストは幕を閉じた。

私は寒さから一段階だけ解放されたと思って、すぐにコートを着て、明日香に抱きついた。

「絵理奈、これでテスト終わったね」

「うん」

私は明日香にお礼を返した後「明日香、今まで私と一緒に過ごしてくれてありがとう」

と言った。

すると、明日香はとても喜んでいた。

 テストも終わったので、私は明日香と一緒に寒い教室の中で雑談をした。

「そういえばさ~ 絵理奈、今月で私たちもコート終わりだよね」

「確かに、でもこれから暖かくなっていくし」

私は、教室の天井に四角くて風が出るものが来月から稼働することを知らずに言った。

すると、明日香は「でも、来月からエアコン動き出すよ」と言った。

私はすっかりとエアコンが動き出すことを忘れていた。

 その瞬間、私は「やばい、来月凍死するかも」と思った。

「来週、6月のこと一緒に先生に話してくれない?」

私がそう聞くと、明日香は「こちらこそお願い」と言って、私にお願いしてきた。

私は今日は、家に帰ってこたつで温まりたいと思って、家に帰ることにした。

 私は家に帰ると、こたつでゆっくりと過ごした。また「きっと、私と明日香くらいしか5月の下旬にこたつ使う人いないな~」と思いながらこたつでスマホを触っていた。


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