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勇剣漫才 三作目 なんでも切れる包丁

初期なんでこんな指示めいたことも試してみてた。


『☆あらかじめ下の四つの型を知って起きたまえ。 

ツッコミの型① 片手の今でしょポーズ

ツッコミの型② 右手でグッと握りコブシを作り次に左手で作る。

ツッコミの型③ 腕を組んで疑問形を意識して首をかしげる。

ツッコミの型④ 剣の柄をグッと握る。』

魔王の倒しやることのなくなた…


伝説の剣と勇者で何するの?


別の世界を救う?


それしかないよね?


じゃあどんな世界を救うんだ?


…お笑いの世界やで!!!!


こうして二人?は、コンビ『愛☆show☆ワルーず♪』を結成した。


勇「どうもどうもどうも~」


ガラガラと台車に石に刺さったままの剣を乗せて出てくる。


剣「はい!伝説のレフトハンドソードで~す♪」


勇「勇者右利きで~す♪」


剣「二人そろってぇぇえ…」


勇「愛☆」(右手のピースの隙間から右目をのぞかせる。)


剣「show☆」(キラリと光る)


二人「ワルーず♪でぇぇぇぇす!!」(キメ顔&キメ光)


剣「早速だけど、魔王亡き後、俺も別な仕事をするべきだと思うんだよね」


勇「伝説の剣って職業の一種なん?」


剣「違うけど、種族:剣・職業:魔王討伐・ランク:伝説級ってところでしょ?」


勇「う~ん、まあそこは飲み込んだとしても、剣に転職って概念あるの?」


剣「それはちょっと考えがあるんだ」


勇「でも鋼の剣とかにはならないでしょ~」


剣「それはランクの変化!俺が言ってるのは職業!!」


勇「じゃあちょっと言ってみて」


剣「なんでも切れる包丁ってどうだろ?」


勇「形かわってるぅぅぅぅうう!!!」


 ビックリしながらのけ反る。そして戻る。


勇「いや、それは無理でしょ~」


剣「いや、本当です!!僕なんでも切れるんです社長!!!」


勇「でもキミって…」


なんとなくノル勇者


剣「四天王から魔王までなんでも切れます!!」


勇「戦い終盤の敵しか切っていない!!!?」(ツッコミの型①)


勇「いや!すごいけど台所にはいないかな~」


剣「パッケージごとトマトも切れますし人妻のエプロンも切れます!!」


勇「ごと切らなくていいし!エプロンを切っちゃダメ!!」(ツッコミの型②)


勇「でも生魚とか生肉とかあるし、臭くて楽じゃないですよ?」


剣「モンスターの内蔵よりマシだし人妻の服を切り裂く覚悟もあります!!」


勇「確かにモンスターよりマシだけど…なぜ人妻を引ん剝く?」(ツッコミの型③)


剣「僕なら人妻のパンティーがヒモパンじゃなくても簡単に横をプツッてできます!!!」


勇「想定している仕事がなぜか卑猥!!!」(ツッコミの型①)


剣「スミマセン、つい、自分だけを主張したくて判断間違えました。」


勇「それを向上心と取っても、量産とかできないでしょ?」


剣「いくらでもレプリカを複製できます!喋らないのと特殊能力がないだけで切れ味は同じです!!」


勇「じゃあウチの通販で扱ってみましょうか?」


剣「ありがとうございます!人妻から未亡人まで虜にして見せます!!」


勇「旦那の生死に係わっていそう!!」(ツッコミの型④)


勇「え~と、うちの通販ですけど、通常価格15000ゴールドが10000ゴールド、しかも今なら同じものがもう一本ついてくるが基本だからそれでいいかな?」


剣「1億ゴールドでお願いします。」


勇「伝説の剣のプライド!もうええわ!!」


二人「どうも、ありがとうございました~」


台車をガラガラしながら出ていく

11:40分か…割とかかるな

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