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すみません、妻です  作者: まんまるムーン
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本当はめちゃくちゃ潔癖症で掃除も完璧なので、普通の人がそれを汚れているとか思わない微小な汚れも許せないタイプか! 


とてつもない不安が私を襲ってきた。


ハウスクリーニングの会社でバイトをしておくべきだったと後悔した。



「ちょっと散らかっているんだけど…」


そう言って先生は事務室の扉を開けた。


ちょっとどころの散らかりようでは無かった。


おせじにも片付いているとは言い難い…。


しかし、そこに広がっている光景に、逆に私は安堵した。


大掃除なら慣れている!



「僕の机はこっちだから、君はそっちを使って。」


あれ、先生今何とおっしゃいました? 


私の目がどうかしたのか? 


それともそこにインビジブルな机があるというのか? 


どこをどうやっても先生の指し示す方向に机の姿など見えず、ダンボールやカタログや郵便物などで出来た小山しか見えなかった。


しかしどうやら、その不要物の下に机は埋蔵されてあるらしいということを先生が説明してくれた。





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