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すみません、妻です  作者: まんまるムーン
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俺も過去、何人かの女性と付き合ってきたが、ここに至って自分に女は必要ないという結論が出た。


生活全般に至っては、いるとかえって迷惑な事の方が多い。



こっちは仕事で疲れているのに愚痴を聞かされたり、退屈している時は何か話をしてあげなきゃいけなかったり、かといって女の方が俺に腹を抱えて笑わせてくれるような事をしてくれる訳ではない。


むしろ、どこがおもしろいか全くわからない話を大笑いしながら話したりする。



付き合いきれないよ…。



結婚した友達が言うには、結婚したら稼ぎは妻に持っていかれるし、夫に対してはお小遣いと称して月何万円かを恵んでもらうようになるらしい。


こっちは月何十倍も稼いでいるっていうのに。




理不尽だ! 


理不尽すぎる! 




一人の方がよっぽど人生が充実するじゃないか。


趣味なんてし放題だ! 


自分の優先順位で金もかけられる! 


え? 


子供が欲しくないのかって? 


別に欲しくない。


子供が出来たって嫁さんの味方が増えるだけだろ? 


これも友達が言っていた。


嫁と子供と、場合によっては舅、姑、時に小姑まで、よってかかって夫の敵となり痛めつけるらしい。



ホラーか? 




性欲? 


そんなのどうにでもなるさ。


いざとなったらそういう場所に行けばいいって話。


てか、最近そんな気も失せてきているし…。




というわけで、俺にとって結婚など恐怖の対象であって、遠ざけるべき案件だ! 


そんな俺と見合いをしなければならない女性は、本当に気の毒だと思う。


見合いに行って俺みたいな男と会うなんて自分が女だったごめんだ。



最初から本当の気持ちを言って謝って終りにしてあげよう。



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