表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
すみません、妻です  作者: まんまるムーン
38/120

38



「誰が言ったの?」


「絵梨ちゃん。絵梨ちゃんのママが言ってたって。」


綾子は絶句した。


ただひたすら悲しそうな顔をしていた。


麗子は母親の変化に驚いた。自分が何か悪い事を言ったんじゃないかと思った。


「麗子…」


「何、ママ!」


「ママね、麗子に話さなきゃいけない事があるんだけどね、あなたはまだ小さいし、よくわからないと思うの。ただ、ママはパパの事が大好きで、パパも私たちの事を本当に愛しているって事をわかっていてほしいの。」


「うん。」


綾子はそう言うと、麗子をぎゅっと抱きしめた。


麗子はまだ小さかったが、父と母には何か悲しい秘密があるのだと理解した。


そして自分は二人が大好きだし、二人も自分をとても愛していると思った。


だから自分が大好きなパパとママを守ろうと誓った。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ