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愛狂ガール シリーズ

一組の布団(200文字小説)

作者: 高千穂 絵麻

ホラーテイストなのでお気をつけ願います。

200文字小説です。

 彼が私の布団に入って横になっている。

 彼から? それとも私からだっけ。


 二組あるけど、最近は私の布団しか使わなくなって、それが当たり前に。


「ねえ、式挙げたいな」


 付き合って五年。そろそろ十の位がカウントアップする年齢。

 つい結婚を焦っちゃう。


「長いこと放っておくと、女って腐っちゃうんだからね」


 そうしたら腐りかけが一番うまいんだー、だって。


 ふん、いいわよ。




 あなたが布団に入って五日。そろそろ美味しくなった頃ね。

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― 新着の感想 ―
[一言] 挙げる式はお葬式ですね。
[一言] この短さで、ここまでのどんでん返しをいただくとは‼︎ 最後で全てがひっくり返りました。 食べごろ……(怖っ) 楽しく拝読させていただきました。 ありがとうございます。 りんご
[良い点] タイトルはちょっと官能的で、最後の一文までは「リア充感満載」の甘い空気でニヨニヨしていたのですが。 キター!!みたいな。 シリーズからして分かっていたのですが、さすがです。 200文字以外…
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