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氷点下0の魂
氷点下0の魂 燃焼さえせずに
南十字星に光る 妖しげな光を見た
その彗星は 渇き 南に墜ちて
時を待つ男を祝う それは新たな預言者さ
絡みつく足が
艶やかに輝いて
触れあう指先が
艶やかに眩しく
子供達は 水たまりを巡って争って
手にした機関銃は 誰彼構わず撃ち抜く
夜明けのニュースはそんなもの 見慣れた光景
僕は不穏なイメージを 拭い切れずに 目を覚ます
黒アフリカの 忘れ去られたリズムが
軽快に響いている
曹長も村人も陽気に踊り 歌うが
それにしてもやけに僕は憂鬱だ
昨日の悪夢はここで拭い去れ
過去にこだわる者は未来が見えない
今日を生きるためには
今この瞬間を抱きしめておくれ
そう それは たしか いつか 聖者が口にした言葉だ
触れあう頬と頬が 朱色に染まって
抱きしめた体が 激しく熱を帯びて
僕は官能にただ酔い 一瞬だけエピキュリアンに
だけど明日には仕事が待っている 今宵だけ宴に酔おう
南の国の聖地で 新たな預言者いずる
僕らはただ役目を 終えて眠るだけさ
もう明日からは 悪夢にうなされることもないだろう
それは悲しいことだけど
仕方のないことでもあるんだ
大切なのは移りゆく運命を受け入れることだよ




