表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/3

第一話 制作開始-1

「優勝は、starry heavensの※○×※△▼○です」


ゲームコンテストの発表会で僕のチームの作品が呼ばれた。

「「「ゆうき!!」」」

仲間の笑顔が見える。


仲間の笑顔と観客の拍手の中、審査員長の前に行きトロフィーをもらう。


今までどれだけ努力をしてゲームを作ってきていたのだろう。

どんな思いでゲームを作ったのだろう。

たくさんの思いがあふれるはずだ。


大きなトロフィーをもらい、たくさんの拍手をもらい、多くの人に面白いと言ってもらえるゲームを作る。


僕の夢だ。

そう、夢だ…。


「君は何のためのゲームを作りたい?」

少女が僕にそう問いかけてきた。


僕は何のためにゲームを作りたいのだろう。

たくさんの人にやってもらいたいから?

ゲームクリエイターがかっこいいから?

なんとなく?


僕はいったい何のためにゲームを作りたいと思ったのだろう。


僕はいったい何をやりたいのだろうか?


_______________________________________________

りりりりりりりりりり


「んん~、朝か」

さて、よくある小説みたいに自己紹介をしてみようか。

僕の名前は、八重樫ゆうき。どこにでもあるただの中学生。

将来の夢はゲームクリエイター。のはずだ。


「また、この夢か…。僕は本当にゲームクリエイターになりたいのだろうか。」

最近はずっとこのことを考えている。

やりたいことを、思いついて少しやってすぐにやめ。また思いついてはすぐにやめ。

【100人が興味を持ったら10人が実践をしてみて1人しか継続しない】というがまさに僕は実践をしてみた9人の中の一人なのである。


「そういえば」

ふと僕は思い出す。最近、夢の中に一人の少女が出てくるのだ。

僕の夢の中のゲーム制作メンバーの一人だと思うのだが、夢の中に出てきては僕に何かを問いかけては僕を惑わす。いったい、何なのだろう。


僕は、過去に一度ゲームを作ろうとしてメンバーを集めたことがあった。

結局はゲームについて話し合っただけで、いつの間にか自然消滅していた。しかし、いつも通りなら一度そうなったものは、たいていやる気がなくなり、その趣味は捨てていたのだが、思えば自然消滅をした後から僕はあの夢を見るようになっていた。僕は結局ゲームクリエイターの夢を捨てきれなかったようだ。


「とりあえず、学校へいくかあ」

僕はいつも通り朝ご飯を食べ学校へ向かった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ