夢野いつき編 この世界の男は女を舐めたいほど好きなのね!!
意識が朦朧としている。私は頭を抱えながら、立ち上がる。すると、見たこともない光景が私を待っていた。その瞬間、私は自分の目を光らせた。なんだこの世界、私は地理が苦手だからどこの国かもさっぱりだ。こんな不思議な現象が起こるのだから、もっとしっかりと勉強しておけばよかった。
だが、もちろんこの状況には、とってもびっくりしている。だが、それと同時に私の興奮は抑えられない。見たこともない絶景が私を迎え入れていれてくれている。私は長い道があったので、そこを歩くことにした。
ここは人が少ないのか、なかなか誰とも会わない。一体ここはどこだろう…と思っていた時だった。
「キミ、なかなかいい体だね!」
…え。そんなキモい発言が私の背後から聞こえた。その瞬間、背筋が凍った。私は恐る恐る後ろを振り向く。すると、防御が固そうな鉄?のアーマーを着た男の人が私に声をかけてきたのだ。まさに"騎士"って感じ…。まるで異世界に転生したような感じがして驚く。
何かのコスプレかな?重そうな剣も備えている。私は怖かったが、話しかけてみることにした。
「こ、こんにちは。」
「キミ、よければ僕の女にならないかい?」
そう言われた瞬間、私は全力であの騎士みたいな男から逃げるようにダッシュした。ななな、なんだあれは!?普通にナンパではないか!?こんな違和感ありまくりのナンパ、どこの国がやる!?そんな下品な国、見たことも知ったこともねえよ!?
ツッコミどころ満載なのだが、どうやらあの男は追ってきていないようだ。…全く、驚かせやがって。
私を抱きたいのか。
今日も暑いですね。