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クリーチャープレイバスケットボール

作者: ラツィヲ

今回はバスケットバールが舞台となる物語です。

是非最後まで見てください。

 「お母さーん。支度できた?」


 「はいはい出来てるよ」


 一人の17歳の少女が自分の部屋のベットの上で先に支度を済ませ、自分の母親を待っていた。片方の足をばたつかせるように遊びながら。


 少女の名は(せん)(かわ)()()。髪を左右にリボンで結び肩幅まで髪を伸ばし、胸も大きく、幼く、おっとりとした表所をしている。


 理亜は天井をボーと見ながら欠伸をしながら母親を待つ。


 「はいはいお待たせ。――て、あんた、パンツぐらい履きなさいよ」


 母親の名は(せん)(かわ)(いく)()。すらっとした体形のロングヘアーの女性。


 郁美は何故かにやにやしながらまるで弄る様な笑みで理亜をおちょくる様に言う。


 「はっ⁉ 何言ってんの! ちゃんと服着てんじゃん!」


 理亜は半ギレで郁美に突っかかる様に言う。


 ちなみに今日の理亜の服装は上は白いタンクトップに下は青いジーンズだった。


 「えっ! 姉ちゃん服着ないで行くの? いくら自暴自棄だからって(こう)(じょ)(りょう)(ぞく)に違反する様な事件はまずいよ。ちゃんと服着なよ」


 理亜の空いた部屋の扉の横からひょっこり顔を出しながら心配する二十代後半の男性。


 長身でスタイルの良いイケメン。


 「だから服着てるし! それに自暴自棄でもないから!」


 理亜はプンプン起こりながらドアの前でニヤニヤしていた郁美と二十代後半の男性に檄を飛ばす。


 起こり方が可愛らしいせいか、郁美と二十代後半の男性は互いに顔を見合わせながら暖かい笑みになる。


 その二十代後半の男性は理亜の弟で、名前は(せん)(かわ)(あき)()と言う。


 何故、容姿が二十代後半に見えるかは、並々ならぬ事情があった。


 その事情とは?


 「そんな事よりお母さん。早くいこ。もう午後の十五時三十分だよ」


 少し不安そうに言う理亜。


 「そう慌てないの。ほら。車椅子にのせるよ」


 郁美はそう言いながら、理亜の部屋に置いてある車椅子を手に取り、理亜の前まで持っていくと、理亜を肩で担ぎ、車椅子に座らせる。


 実は理亜は、訳があって、利き足である右足を失っていた。


 そのありきたりであり残酷な訳も後に語られる。


ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

いずれは、私、ラツィオが立ち上げたブログで続きを掲載したいと思いますので、何卒、ご容赦ください。

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