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【短編】鼻歌姫と覆面公爵

作者:夕綾 るか
歌詞は思い出せないけれど、なぜか頭の中に浮かび、時折、口ずさみたくなるメロディ――。

田舎の貧乏貴族(だと本人は思ってる)ルナリアは幼少期、敷地内のガゼボでダンスの練習中に思わず鼻歌を歌った瞬間、ビリビリと身体中に電撃が走った。

(――この感覚……! 知っているわ!!)

まるで湯船に浸かりながら歌ったときのような、あの反響音。そして、得も言われぬ気持ち良さ。

その日からガゼボでの鼻歌ダンスがルナリアの秘密(に全然なってない)の日課となった。

ある日、王城でのデビュタントに出席したルナリアは静まり返った庭園で、実家の敷地内にあるのと同じ形をしたガゼボ(比べものにならないくらい大きい)を発見し、その中心でつい鼻歌を口ずさんでしまう。

誰もいないと思っていたその庭園に、実は先客がいて……?

そして、日課になってしまったルナリアの鼻歌が予想もできない事態を巻き起こしていく――。

※全五話の短編です。
※誤字報告、ありがとうございます!
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